可憐な年下オオカミの飼い方


『ちょっと待てよっ!』




立ち上がった彼が駆け寄って、ウサの肩を引っ張ると、


パーカーのフードが後ろへおちた。




『っっっつ!!』




慌ててフードをかぶり直すウサの顔を見て、今にも殴りかかりそうだった彼の手が止まる。





『あれ…?お前どこかで…』