『ご、ごめんね』 急いで立ち上がろうとする腕を引かれ、ウサの上に重なったまま抱きしめられる。 『カスミソウって香澄さんにピッタリだよね』 『へっ!?』 ドキドキして変な声が出ちゃう。 『花言葉、知ってる?』 ウサの胸で首を振る。 『"親切" 見ず知らずの男を飼ってくれる香澄さんにピッタリじゃない?』 『もう、からかわないで!』 起き上がろうとして、グッと腕に力を入れると、 さらに強い力で抱きしめられる。