片付いた部屋をみて由美が驚く。
当然だ。
つい最近来た時あった、写真立てや山積みの雑誌がなくなって殺風景な部屋になっている。
『でも、香澄が元気になって良かった。飲み明かした甲斐があったね』
『うん。ありがとう』
『で、これからどうすんの?』
『英会話は辞めるよ。先生にも結婚して彼の海外赴任について行く為にって話してたから気まづいし、必要もなくなっちゃったしね』
『仕事は?』
『せっかくだから自分が何をやりたいかこの機会に考えてみようと思うの。
以前は彼と一緒が良くて選んでたから』
『イイなぁ。私も転職しよっかなぁ』
『しちゃえ、しちゃえー!』
2本目の缶ビールが空になり、お互いハイテンションになってくる。

