可憐な年下オオカミの飼い方


『家にもいないし電話も繋がらないから心配したよー!』




『ご、ごめんね!』



普通にしようと思うと顔が引きつる。




『何してたの?ゴミ捨て?』




慌てて頷く。




『そう。元気そうで良かった』




由美が優しく微笑むのを見て、本当に心配をかけていたんだと気付いた。






『ありがとう由美。心配かけてごめんね。良かったら上がってって?』




『うん、そのつもり!』




ニカッ!と笑いながら、ビールとおつまみが入ったビニールを持ち上げる。




『さすが由美様!私の好み分かってる』






肩を組んで部屋へ向かいながら、由美に気付かれないよう振り返る。





ウサの姿はどこにも見えなかった…








慌てて頷く。