ガチャッ

バタンッ


ドアを閉めた瞬間、

涙がとめどなく溢れてくる。



振られたんだ。

長い片想いだった。

それが今日で終わったんだ。



「うっ...うぇ〜...っく...」


そう思うと、余計に涙が止まらなくなった。



それからはもう、何をしていたのか思い出せない。

気付いたらベッドにいた。


今日は疲れた。

すごく疲れた。