それからというもの、毎日学校に行っては慶と口げんかして笑い合った。 「莉依、また授業中寝てたろ?ばーか。」 わざわざ私の席まできていじわるを言う慶。 「うっさい!別に寝てても怒られないからいーもんねーだっ。」 そう言って舌を出す。 すると慶は笑って私の髪をわしゃわしゃとした。 「やめてよ!ぐちゃぐちゃになんじゃん!」 「ははっ、すげー髪(笑)」 「慶がやったんじゃん!」 「ホントおもしれーやつ。」 そして自分の席へと戻っていった。すると慶と入れ替わりに咲夜がやってくる。