「ありがとう、咲夜。もう少し考えてみるね!」
『ううん、電話ありがと。また学校でね』
「うん、ばいばい。」
咲夜と電話を切ると、また考え始める。
慶と付き合えば幸せだと思う。だけどそれ以上にツラいことがあったとしたら?慶を私だけに縛りたくない。きっと高校に行けば、またいい人だって見つかるだろうし、私じゃなきゃダメだって言ってくれるのも今だけかもしれない。
そして私は決意が揺らがないうちに慶にメールを打つ。
《返事だけど、やっぱり慶とは付き合えない。でも好き。ズルくてごめんね。》
思いきって送信ボタンを押す。
《莉依は俺の傍にいるのがツラい?》
《うん、ごめんね。》
《なら、卒業までの間くらい、普通に接してくれよな。莉依に避けられたまま卒業とか、悲しすぎるから(笑)》
わざと明るくしてくれてるけど、絶対慶のこと傷つけてる。
《わかった、ありがとね。》
こうして私と慶の恋はおわりを告げた。
『ううん、電話ありがと。また学校でね』
「うん、ばいばい。」
咲夜と電話を切ると、また考え始める。
慶と付き合えば幸せだと思う。だけどそれ以上にツラいことがあったとしたら?慶を私だけに縛りたくない。きっと高校に行けば、またいい人だって見つかるだろうし、私じゃなきゃダメだって言ってくれるのも今だけかもしれない。
そして私は決意が揺らがないうちに慶にメールを打つ。
《返事だけど、やっぱり慶とは付き合えない。でも好き。ズルくてごめんね。》
思いきって送信ボタンを押す。
《莉依は俺の傍にいるのがツラい?》
《うん、ごめんね。》
《なら、卒業までの間くらい、普通に接してくれよな。莉依に避けられたまま卒業とか、悲しすぎるから(笑)》
わざと明るくしてくれてるけど、絶対慶のこと傷つけてる。
《わかった、ありがとね。》
こうして私と慶の恋はおわりを告げた。

