私は咲夜に電話をかけた。
プルルルルル プルルルルル
『もしもーし。』
「もしもし、莉依だけど。」
『うん、どした?』
「慶に…告白された……でも、慶の高校、隣の県なんだって…だから私どうしたらいいかわからなくて……」
ポツポツと話すと、その間咲夜は相づちを打ちながら聞いていてくれた。
『莉依は、まだ好きなの?』
「うん、好き…だけど遠距離は不安で…」
『そうだね。絶対はないもんね。』
「離れてお互い変わっちゃうのがこわいよ…」
私は臆病者だね。だけどね、慶を忘れることなんてないよ。自分が思われなくなる日がくるのがこわいの。
ごめんね、こんな私で。
『でもさ、好きなら素直になってもいいんじゃない?田中はきっと、莉依のこと一番に考えてるよ。それは莉依も同じでしょ?そんな二人が付き合わないなんて、悲しすぎるよ。』
プルルルルル プルルルルル
『もしもーし。』
「もしもし、莉依だけど。」
『うん、どした?』
「慶に…告白された……でも、慶の高校、隣の県なんだって…だから私どうしたらいいかわからなくて……」
ポツポツと話すと、その間咲夜は相づちを打ちながら聞いていてくれた。
『莉依は、まだ好きなの?』
「うん、好き…だけど遠距離は不安で…」
『そうだね。絶対はないもんね。』
「離れてお互い変わっちゃうのがこわいよ…」
私は臆病者だね。だけどね、慶を忘れることなんてないよ。自分が思われなくなる日がくるのがこわいの。
ごめんね、こんな私で。
『でもさ、好きなら素直になってもいいんじゃない?田中はきっと、莉依のこと一番に考えてるよ。それは莉依も同じでしょ?そんな二人が付き合わないなんて、悲しすぎるよ。』

