PM 18:30 僕らの時間

そう言って私を抱きしめる。

「もう離さねぇ。」

耳元でそう言って更に腕に力を入れる。












その日から毎日、また一緒に帰るようになった。
隣を見ればいつも田中……慶がいる。

「莉依、明日どっか行かない?」

「うん!」