(これは、正解に近づいているんじゃないか?)
そう言えば、チナツさんの作品にも本棚があって、三回本を動かせばドアが開くって……。
そんな事ないだろうけど、ものは試しだ。
(確か、両サイドに本をわけるんだった、け?)
戸惑いながら、真ん中のすかすかな本を両サイドにわける。
(…………ハッ、アホらし、)
なんて思ってると、いきなり床が動き出して、視界が変わり、パァーンと高い音が鳴り響く。
「えっ」
びっくりする暇もなく辺りを見渡せば、さっきまで居なかった人たち。
「ナイ君、おめでとー‼」
「これで、ナイくんもスケット部の一員だね‼」
「あれ、案外早かったんだね、雨宮君」
「ない君のためにぃ、いっぱい用意したんだよぉ?」


