~紅葉・蓮、チーム~
「紅葉、これあっちやって」
「あ、うん」
テキパキと仕分けをする蓮。その姿を、紅葉が憧れのような目で見る。
「これも、あっち。で、これは」
「それはこっちでもいいんじゃない?」
「そうだな、」
自分の意見が通り、ひそかにガッツポーズをする紅葉。
「ね、これさどうする?」
「えっと、 " スケート部の練習 " ?」
「スケートの経験ある人いる?」
「イヤ、いなかったと」
「ま、保留で」
ぽいッと箱の中にいれる蓮。ヒラヒラとした一枚の紙なのに綺麗に箱の中に入る。 ある意味この人の特技である。


