まるで全部分かっているかのように話す拓真。
だが、優樹菜は高らかに笑い、
「残念。 トマトジュース淹れるんだよ」
「………………ドヤ顔すんなよ……」
何故か勝ち誇った顔をする優樹菜に呆れる拓真。
「(写真撮っとけばよかった……)」
所詮、イケメンであろうとなかろうと男の考えることはこんなことだ。 だが、お得意のポーカーフェイスで聞いて、冷静を保つ。
「とりま、却下~」
「チッ」
「聞こえてるからね~?」
ゆるゆるふわふわしている台所である。
「ゆっきー、何作るのさー」
「じゃあケーキは私と拓真で作るからみーちゃんと霧斗は紅茶に合うお菓子作って!」
「了解です‼」


