[ no side ]
台所でメニューを考えてる料理組。
「ゆっきー、何作るの?」
手を後ろにやってエプロンを結ぼうとする美咲。 だが見えないため、なかなか結べない様子。
「んー。御祝いだからなー」
手を顎にあてて考える仕草をする優樹菜。 それで落ちる男は少なくない。
「じゃ、ケーキにしようよ‼ 甘いしナイくん好きだよ」
結ぶのを諦めたのか元気よく提案する美咲。
「却下~。 美咲ちゃんが食べたいだけでしょ?」
ゆるゆるした話し方で食材を準備する拓真。 見た目がこんなんでも、腕は確かである。
「ち、違うよ‼ ナイくんが言ったよ‼」
かなり動揺しながら話す声は震えていて、エプロンの紐もゆらゆら揺れている。


