「ねー、まだ?」
日菜ちゃんが退屈そうに足を組ながら言えば、皆の肩がビクッと跳ね上がる。
「いや、日菜ちゃん掃除得意じゃん‼」
「そ、そうだよ。 美咲日菜ちゃんの掃除好きだな、アハハ」
いやどちらかと言えば、日菜ちゃん家事はほとんどだめなんだけど。
掃除なんてもの増えるし、洗濯なんて汚れるし、料理なんて、。
一体どうすればそんなふうになるんだ。
「イヤ、自分は」
「日菜ちゃんお願い‼ 美咲日菜ちゃんの掃除好きなの‼」
(強引過ぎるよ、美咲ちゃん)
しかも後ろでは美咲ちゃんの声を録音してるし ( " 好きなの " の部分だけ ) 。


