「ちょっと待ってね‼」
優樹菜がそう言った瞬間皆後ろを向いて話し合う。
『ちょっと、どうするの!?』
かなり焦っている優樹菜、
『この際、作らせれば~?』
緩い喋り方だがおもいっきり顔がひきつっている拓真、
『……誰が食べるの』
いつもそんなに話さない霧斗が焦りながら話す。
『ほ、ほらぁ、ない君に食べさせればぁ』
ひきつりながら恐ろしいことを言う楓、
『相当な味音痴じゃないと食べれないよ』
『可哀想に』
何故か雨宮君に食べさせる前提で話す双子、
『俺ちょっと腹が……』
『何言ってんの、洸』
現実逃避をする洸を止める優磨。