「じゃあ、準備するよー‼」
優樹菜が大きな声を出して、皆に知らせると頭にクエスチョンを浮かべる。
「え、ゆっきー、なんの準備?」
「歓迎会に決まってるでしょ」
「決まってるの!?」
手をパンパンと叩いて皆に指示する優樹菜。
「みーちゃんと私と拓真、霧斗は料理担当」
「え、自分は?」
自分が名前を呼ばれていないことに違和感を持つ日菜ちゃん。
「いや、日菜ちゃんは」
「絶対いれといた方が良いよ?」
「いや、日菜ちゃんは」
「マジ、試作品作ったからさそれ食べさせよう‼」
そう言いきった瞬間俺も含め皆の顔が真っ青になる。