「そしてそこの君!」
ピシッと俺の目の前に出された少しゴツゴツした人差し指。
「は、はい」
まさか話がふられるとは思っても見なかったから、少し顔が強張る。
「君を今からスケット部に招待します」
「は?」
スケット部? 招待? 何の話をしているんだ、この人。
「ちょっと待った。 話が理解できないんだけど」
「えー、わかってよ」なんて言う理事長には失礼だが国語を勉強した方が良いと思う。
大体、話には順序って言うものがあって、結論から話してしまったら何の事だかさっぱりだ。
「あー、優君、お願い」
どうやら理事長に変わって、落ち着いたお兄さんが話してくれるらしい。


