【 人生が変わる日 】











「あ、えっと、雨宮騎士 ( アマミヤ ナイト ) です…。 よろしくお願いします」










そう告げたあのときから、俺の人生は変わっていたらしい。










これから起きることも、










これから知ることも、










これから無くすことも、










今の俺には分からない。










(ヤバい、絶対俺、顔赤い!)










「顔赤くしてるけど、残念ながら───」










いきなり告げられる言葉は、俺を絶望に突き落とす。










「君を今からスケット部に招待します」










「は?」










あぁ、もう。 誰かコイツらの頭を助けてやれ!