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特に何の妨害もなく、花音達は城の中を進んでいき、一つの大きな扉の前で止まった。
その扉の向こうが、風の国にいた時に何度か入ったことのある謁見の間だった。
「・・・やっばり、この中からだな。先程よりも気配が強くなった」
扉を見て、千歳が呟く。
「・・・大臣も、この扉の向こうにいるだろうな」
言いながら、風夜が花音達を見てくる。
それに頷いたのと同時に、扉がゆっくりと開き始める。
開いた扉の向こうには玉座に座り、此方を見て笑っている男の姿があった。
「ようこそ、私の城へ」
「「大臣!!」」
座ったまま、そう言った大臣に、風夜と空夜が声を上げる。
「何故、お前が其処にいる!?」
「其処は、代々王だけが座ることが許されている席、お前のような奴が座っていい場所ではない!」
その二人の言葉に、大臣はニヤリと笑った。
「ああ、わかっているさ。だから、前は座ることは許されず、控えていることしか出来なかった。・・・だが!今の私には許されるのだ!何故なら、今のこの国の王は、私なのだからな!」
「何だとっ!?」
それを聞いて、風夜が目を見開いた。
特に何の妨害もなく、花音達は城の中を進んでいき、一つの大きな扉の前で止まった。
その扉の向こうが、風の国にいた時に何度か入ったことのある謁見の間だった。
「・・・やっばり、この中からだな。先程よりも気配が強くなった」
扉を見て、千歳が呟く。
「・・・大臣も、この扉の向こうにいるだろうな」
言いながら、風夜が花音達を見てくる。
それに頷いたのと同時に、扉がゆっくりと開き始める。
開いた扉の向こうには玉座に座り、此方を見て笑っている男の姿があった。
「ようこそ、私の城へ」
「「大臣!!」」
座ったまま、そう言った大臣に、風夜と空夜が声を上げる。
「何故、お前が其処にいる!?」
「其処は、代々王だけが座ることが許されている席、お前のような奴が座っていい場所ではない!」
その二人の言葉に、大臣はニヤリと笑った。
「ああ、わかっているさ。だから、前は座ることは許されず、控えていることしか出来なかった。・・・だが!今の私には許されるのだ!何故なら、今のこの国の王は、私なのだからな!」
「何だとっ!?」
それを聞いて、風夜が目を見開いた。

