愛しくて

聖花は、何も言わなかったけど

俺は、その場を去った。


「翔竜っ。夏祭り行こーよ?」


部屋に入った瞬間

俺の愛しい人の声がした。


「いつ?」


夏諒は、チラシを俺に

見してきた。


今日の日付が載っていた。


「今日じゃん。聖花と海翔は?」

俺が聞くと夏諒は、静かに言った。


「聖花は、彼氏と。海翔は、彼女といくんだって」