*** 「ゆうきさん、指名です!お二人様で、名前は真野淳子様と真野ミリア様です!」 そのスタッフからの報告を受けて私は耳を疑った。 …女優の名前じゃないか!! 思わず尋ねてしまう。 「本物?」 「はい、ご本人様でいらっしゃいます!!」 「…マジで」 隣で司も驚いている。 だが、一番驚いているのは私だった。 …なぜそんな大物が私を指名したのか。 全然心当たりないんだけど。 首を傾げながら私は身なりを整えた。