*** 龍は恭ちゃんを怒らせてしまったので罰が悪くなって結局厨房から出て来てしまった。悪いことをした。龍はチッと舌打ちをした。そして向こうから来る男の存在に気がつく。 「…よう、今日は早いのな」 「…ああ」 控え室に向かう途中で篤に会った。篤は微笑むと俺の肩を叩いて、ホールに行った。…なんなんだ。アイツは何を考えてるのかいつも通りサッパリわからねえ。 掴めないヤツは苦手なタイプだ。ゆうきみたいに白黒ハッキリしている方が付き合いやすい。 「…あの…龍さん」 「…ああ?」