*** 朱鳥を連れて職場、つまりホストクラブに行く。なんて恐ろしい事実。私は朱鳥を横に連れてゴクリとその豪華な建物の前で立ち止まって唾を飲んだ。 「…ここ?」 腕を組んでいた朱鳥が私を見上げて尋ねた。意外だと思ってることが手に取るように伝わってきた。私はゆっくりと頷いた。 「…うん」 「へえ…思ったより良いところで働いてるのね…」