男装ホスト★


さあ、最後だっ!
気合いを入れて、夏さんに教えてもらった部屋番号まで行って、またパスワードを入れた。


ガチャリ。


鍵が解除された音がした。私はドアを片手でなんとか開いて、部屋の中に転がり込んだ。


「…つ、疲れた」

しばらく玄関に転がって起きれなかった。
俺様はいたって気持ち良さそうに寝ている。


「…龍さん、家に着きましたよ、起きてください」

頬をペチペチと叩いた。
…死んではないはず。


「…生きてますよね?」


試しにむぎゅうっと俺様の頬を摘んでみる。
…起きる気配全く、なし。