さあ、最後だっ! 気合いを入れて、夏さんに教えてもらった部屋番号まで行って、またパスワードを入れた。 ガチャリ。 鍵が解除された音がした。私はドアを片手でなんとか開いて、部屋の中に転がり込んだ。 「…つ、疲れた」 しばらく玄関に転がって起きれなかった。 俺様はいたって気持ち良さそうに寝ている。 「…龍さん、家に着きましたよ、起きてください」 頬をペチペチと叩いた。 …死んではないはず。 「…生きてますよね?」 試しにむぎゅうっと俺様の頬を摘んでみる。 …起きる気配全く、なし。