「…オバサン?」 「真野淳子!!」 私はそう言われて一瞬フリーズした。 なぜ知ってる? 秘密なのに。 ばれないようにすごい気を遣ってるのに。 しかも淳子さんを明らかに悪意を含んでオバサンと呼ばれた。そのことがやけにイラついた。 「…どーして知ってるの?」 「あたし、見ちゃったもん。ゆうくんがぁ、おのオバサンと歩いてるトコッ!」 「へぇ…ねぇ、今日は何を頼んでくれるの?」 「…へ?」 さゆりがいつもと違う雰囲気の私の様子に怯んだ。甘えた笑顔が若干ひきつる。私はお構い無くその先を続けた。