最上級な私と中の上






ドスドスと自分の部屋に戻ってベットにダイブする。



なんか涙出てきたし。
意味わかんない。




「死ね、こーへい」

「誰が死ねだよ、ワガママ女」





私のベットに腰掛けて私の頭を撫でるこーへい。

こんな優しさいらない。

こーへいを優しく見せるかっこよさなんていらない。





「さわんないで」

「いや」




私が拒否するのによしよしって続けるこーへい。


男の子らしいゴツゴツした手が私の頭を優しく撫でるから無駄にドキドキしてきた。






「おまえさ俺のこと嫌いなの?好きなの?」

「.........」

「おまえもてるんだから男心くらい理解しろよ。好きな女に色仕掛けされてなんも手出さないくらいできた男なんかいねえよ。」

「...........」


「さっきはごめんな?優香を幼なじみ以上とは見ねえって約束する」





抱きついたりしてごめんな、って小さく謝るこーへい。

違う、別にこーへいに抱きつかれたのが嫌じゃないのに。