「嫌いだったらおまえの世話なんかしねーよ」
私の好きな笑顔で私の頭をなでるこーへい。
あ、やばい。
キュンってした。
「私のこと好き?」
「ハイハイ、好きだよ」
「エッチしたい?」
「ぶっ!!」
うるうるした上目遣いで聞いてみると早くも私から目をそらすこーへい。
ちょっと傷つく。
「優香は家族みたいなもんだ、あれだ、世話の焼ける妹みたいな...って優香?」
「えーん 、こーへいのばかー!ばかばかー!」
妹ってなにそれ!
この私を妹ってなに!
悲しいっていうより悔しさで涙が出てきた。
私の涙に弱いこーへいは焦ってる。
