こーへいは甘いもの嫌いだからなあ。
そう思いながらいちごのアイスを食べてると見覚えのある制服に見覚えのある後ろ姿。
横にはそこそこ可愛い子を連れてる。
「こーへいのくせに生意気」
あいつ甘いもの嫌いじゃなかったっけ?
この前アイス食べに行くの断ったくせに。
イライラしながら睨んでるとハルが視線に気付いた。
「あれ幼馴染みクンじゃん」
「そーだよ、横の子そんな可愛いわけじゃないし。」
「優香しか可愛いよな当たり前にー」
私の髪の毛をすくいながらとろけるような笑みを浮かべるハル。
周りの女の子たちが皆ハルに釘付け。
やっぱハルは最上級。
上の上の上なだけある。
