最新の武器を相手に小太刀での戦いは流石に辛かった。



私達の周りの敵を倒したとき、既に私と左之さんは限界を迎えていた。




左之さんと私は近くにあった大木によりかかって座った。




隣の左之さんの息は荒い。



そして、私の意識も朦朧としていた。



これで最後か、と思い私は小さな声で呟いた。






「私...ね...。昔から...左之さんが...、好き...だったんだ...」