愛しい君へ贈る詩



そんな2人の様子に、面白くない女の子達。
蓮に嫌われたくない一心で、有る事無い事言い始めたのである。







「れ、蓮くん。私達、何もしてないの」

「そ、そうよ。結衣ちゃんがいきなり私達を体育倉庫に呼び出したと思ったら、男子達がいて…」

「はぁ?!何言ってるわけ?この状況で嘘つくわけ?明らかに誰だってお前らが結衣ちゃんを嵌めたことくらいわかるだろうが」

「そ、そんなっ!」

「蓮くんは、その子に騙されているんだよ!」

「そうよ、そうよ。結衣ちゃんは蓮くんが思っているような女の子じゃ…」

「俺を馬鹿にしてるわけ?」

「そんなつもりは…」









今にも殴りかかりそうな蓮を、結衣が止めた。








「蓮くん、もう良いよ。…早くお家に帰りたい…」

「結衣ちゃん…」








結衣の言葉に、蓮は胸を締め付けられるような思いでいっぱいだった。





すると、サッカー部の部長が、先生を呼んできたようで、数名の教師が駆けつけてくれていた。