愛しい君へ贈る詩





「ホームルームが始まるな…。どうする?話、中途半端だけど、続きはまた後でにするか?」

「いや、蓮がよければこのまま話を続けたい。気になって仕方ない」

「わかった」








そう言うと蓮は目を瞑った。







そして意を決して話し始めた。







「恭輔、言ったよね。俺が何を抱えているのかって…」

「あぁ」

「俺は昔、結衣ちゃんを守れなかったんだ。だから、二度とあんな目に結衣ちゃんを合わせないようにって誓ったんだ」

「昔?」

「そう。俺たちが中学生の時。俺、入学した時からモテていたんだけどさ、今とは違って俺も恭輔みたいに女の子に嫌悪感があったから、全くと言って良いほど相手にしていなかったんだ。だけど、そんな俺が唯一仲良くしていた女の子が結衣ちゃんなわけ…」







蓮は昔を思い出しているのか、目には涙を浮かべていた。