愛しい君へ贈る詩






「さてと、あんまり遅いと結衣ちゃんも心配するだろうから俺は戻るけど、恭輔はどうする?」

「………」

「恭輔?」

「俺も行く」

「えー…練習に戻れば?そうすれば、結衣ちゃんと俺のラブラブタイムになるから」

「………」








蓮のその言葉に、恭輔は不快感を露わにした。









「そんな怖い顔するなよ」

「元々だ」








蓮の言葉を聞いた恭輔は、拗ねた態度を取り、そっぽ向いてしまった。
そんな恭輔に蓮は、









「てかさ、恭輔って結構わかりやすいよね。それなのに何で気付かないかな~…」








と小さな声で呟いていたが、恭輔には全く届いていなかった。