愛しい君へ贈る詩





「ちょ、ちょっ!何で恭輔がいるわけ?!」

「校外ランニング中」

「ランニング中なら、早く戻りなよ」

「そういうお前は部活どうしたんだよ?サッカー部だって今日練習してただろう?」

「今日は午前練だったんだよ。恭輔と違って俺はサボってないし」

「ふーん…」

「あ、疑ってるだろう?」

「別に疑ってはないけど…」

「けど何だよ」








蓮は嫌そうな表情で恭輔のことを見た。









「休日に会うなんて、お前らの関係、何なの?」

「恭輔にはまだ秘密」

「…お前、この前からそればっかりだな…」








恭輔はなかなか真実を言わない蓮にイラついていた。
そんな様子の恭輔を見た蓮は、溜め息をついた。








「はぁ~…。あ、飲み物持ってくるの忘れた。恭輔、ちょっと付き合え!」

「は?飲み物?」

「結衣ちゃん、ごめん。ちょっと待ってて」

「え?う、うん…」








そう言うと、蓮は恭輔を無理矢理立たせると、2人で何処かへ行ってしまった。