次の日。 学校が休みだったため、結衣は散歩がてら近くの公園へと来ていた。 雲一つなく、風も強くない今日の天気は、スケッチするのに最適だった。 「よし。今日はここにしよう」 結衣は芝生の上にレジャーシートを敷くと、スケッチをする準備を始めた。 そして、周囲の雑音を遮るために、ウォークマンを付け、スケッチに没頭していた。 誰にも邪魔をされない。 そんな時間が結衣の楽しみであり、スケッチを没頭できる時間となっていた。