「ねぇ、恭輔って陸部だよね?」
「そうだけど?何を今更…しかも唐突に?」
「昨日さ、陸部ってランニングしてた?」
「いや、昨日は筋トレのメニューだったから、筋トレしてたけど?」
「マジ?!」
「あぁ。……あっ、でも、昨日は筋トレのメニューだったんだけど、筋トレ室の前に女が集まってきて煩かったから、5時半くらいに、俺は1人でランニングしに行ったけど?」
「!!…それ、本当か?」
「あぁ。てか、さっきから一体何だよ」
蓮の質問に、検討がつかない恭輔は眉間に皺を寄せ、不快感を露わにしていた。
そんな恭輔の態度にも、全く気にせず、蓮は何やら考え込んでいた。
まさか、結衣の想い人が親友の恭輔だとは、想像もしていなかったのだ。
これからどうすべきなのか、悩んでいたのであった。

