「今日はありがとな。 土日、ゆっくり休めよ。」 そういうと瑠衣は私の頭をクシャッと撫でてきた。 「もう遅いから、送らなくていい。 じゃあな。」 「うん。」 少し寂しいけど、これからは二人でいられるから、いっか。 歩いていく瑠衣の背中を見つめながら、幸せに浸っていた。