ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。



部屋に入って、瑠衣と色々話した。

あたしが住む部屋はどこがいいとか、家具はどれがいいとか、あと仕送り額も。


「ふぅ……話したな。」


「うん。かなりね。」


もう2人は疲れきっていた。

ただ話しただけなのにね。



「でさ、結局瑠衣は何を条件に出したの?」


「え?あぁ、それはまだ秘密。」


口角を上げ、ニヤリと微笑んだ。

こんな時にもカッコいいなぁなんて思ってしまう。


「ま、そのうち言ってやるよ。」

「ケチだなぁ。」

「ははっ、ごめんな、ケチで。」


それ本心じゃないでしょ。
まあいいけど。