そんな……まるで結婚の申し出……って何回言ってんの!
「瑠衣……それ言い方間違ってんじゃん。」
まあ嬉しいけど、嬉しいけど!
「だから、俺の家で住まないか、ってことです。 もちろん空き部屋もあります。
父と母は海外出張のため、年に数回しか帰ってきません。それと、家には2人家政婦がいます。どうでしょうか?」
「………だが、年頃の男と一緒に暮らさせるのは、親としては苦しいところだ。」
父さん……そんなに娘を心配してっ…
「条件付き……はどうでしょうか?
こちらで1つ、お義父さんは2つ。」
「……いいんだな?」
「はい。」
瑠衣!?
はいとか言っちゃってるけど大丈夫?!

