「つまり、俺は…………」 なんか、やだ。 聞きたくない。 「ほら!もう運ぶよ!」 「ちょっ…………わかった。」 あたしらはそのまま、無言で職員室まで運んで行った。 もう、その日は、仕事が終わってからすぐに帰った。 家に帰ってからも、ずっと、里原のことを考えてた。 「なんなの、あいつ……… もうっ!ムカつく!考えるのめんどい!」 ボフッ あたしは枕に顔を埋れさせた。 もしかして、里原って________ 「いいや!そんなことない! 考えすぎ、キモい!」