ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。



「はいはい。わかりましたよ。どこに運べばいいんですか?」



あたしはタワーのような資料を持ち上げながら担任に聞いた。



「待て。」



「あ、里原さん。どうした?」



え、瑠衣?



「俺も行きます。委員会も同じなので。」



「あーそう。じゃあよろしく。二人とも、資料室に運んどいて。」




担任はそう適当に説明してから教室を出てった。



「......あのさ、今HR終わったとこじゃん?」



「ああ。」



「委員会同じって理由おかしくない?」



放課後じゃあるまいし。