「あ〜ごめん。完全に忘れてたわ。」 「そんなことだろうと思ってたよ。」 「じゃあちょっと待ってて。」 そう言ってあたしは2人のところに行った。 「千鶴、どしたの?」 杏里が心配そうに聞いてきた。 「あたし、委員に入ってたの忘れてて。 仕事あるみたいだから、カラオケは2人で行ってきて。」 「うわー、マジか。 わかった。じゃあ今日は先に帰るね〜。」 「うん。」 よし。 じゃあ戻ろ。 あたしは階段をダッシュで上がっていった。