〜アイツの嘘は甘い嘘〜



まさか…あの優しくて可愛くて天使のような里美ちゃんが?


真剣に考えた私の肩をポンッと誰かが叩く。


「おはよう!!くるみ…って大丈夫?」

横を見ると眉を下げた春音。

頭にはハチマキを巻いて準備万端だ。

「あっ…おはよう!!春音!!って…瑠奈ちゃんと沙耶ちゃんがいない!!」

あたしの目の前で話していた2人の姿が無い。

「あっ、多分だと思うけどその2人なら自分たちの応援席に行ったと思うよ!!もう体育祭委員じゃない子達もくる時間だし…」


「えっ!?」

春音の言葉に大声をあげる。
うそ…もうそんなに過ぎてたんだ。