〜アイツの嘘は甘い嘘〜


もぉー!!!これも、全部あの性格最悪男のせいだ!!

なんで、あたしが……っ!!


私は膨れっ面のまま椅子に座った。


すると、前から心配そうな春音が話しかけてきた。


「くるみ、大丈夫??みんな、ひどいよね!くるみ立候補してないのに…」

「春音〜っっ!やっぱり、春音は分かってくれるよね!」

「もちろんだよ!私はくるみの味方だからね!」

そう言うと春音はニッコリと笑った。

うぅー!笑顔が眩しい!!

なんて、可愛いんだろう!!