〜アイツの嘘は甘い嘘〜



その様子に、委員長は少し困ってる様子。

そりゃあ、そうだよね〜…
だれも、立候補しないし……。


私が呆れながら周りを見ていると…凛とした声が響いた。


うっ、この声は!!


「誰もいねーなら、俺がやろーかな」

そう言い立ち上がった、あの性格最悪男。

私は、この間のスマホの事を思い出しキッと睨みつけた。

だけど、そんな私の様子には気づかないようす。


「えー?!陽也くんやるのぉ〜??じゃあ私もやろーかなー??」

「えー!何言ってんのよ〜!!私が陽也くんとやるのよ!!」

「あんたこそ、何言ってんの!!!!!私はもともとやろうと思ってたのよ!!!!!」


はあ?!みんな、アイツがやるからやるの!?
ありえない!!!!!

あたしは絶対に嫌。