「俺は、裏でコソコソとサイテーな事をする女に興味はない。2度とコイツに関わるな」
鋭く睨みながら言った中西。
この場の空気に耐えられなくなったのか七翠ちゃんはもう1人の女の子を連れて資料室から飛び出して行ってしまった。
なぜだかほっと安心して力が抜ける。
「いつまで座り込んでるんだよ」
そう言いながら中西が近づいてきた。
そして、蹴られた衝動で座り込んでるあたしと同じ目線になりいつなく優しい顔で話しかけた。
「立てるか?」
そんな、中西になぜだかドキドキして目を合わせられない。
「うん」とだけ返事をして、スカートの汚れを払いながら立ち上がる。

