〜アイツの嘘は甘い嘘〜



「なっ、なによ!なんで、私の名前覚えてんのよ?!」

私は、警戒を抜かないまま中西陽也を睨む。


「なんでだろーな。ドジで有名だから」


「は?!そうなの?!」

まじかー。
ドジなのは、自覚してたけど….有名になっちゃうんだ……。
なんか、嬉しくない有名のなり方だなぁ。。

私が、うーん?と悩んでいると中西陽也ニヤリと笑い言った。