その瞬間…
「ええぇぇぇええぇぇぇえええ〜〜!!!!!!」
あまりにも大きな声で叫ぶもんだから思わず…
「春音っ…声っ…!」
と言いながら、春音の口を抑えてしまった。
「うぐっ…」
苦しそうにした春音を見て我に返って手を離す。
「ご、ごめんっ…」
「うっううん!ごめんねー、いきなり大声出して…びっくりしちゃって…」
なんて何事もなかったかのように話すあたし達だかここは一応教室。
春音の大声にクラス全員が何があったのかとジトーっと見てくる。
居づらい視線。
…まあっほっとこ…。
「で!春音。なんでそんなに驚くの?」
「えっいや…だってね…水城先輩って言ったらめっちゃプレイボーイって有名だよ?そんな人と仲良くなったって言うもんだから華凛ちゃん先輩に遊ばれてるのかなって…」
バツが悪そうに言う春音。
でも、あたしの頭の中は…
((奏翔先輩はプレイボーイ))
のことだけ。
あの、奏翔先輩がプレイボーイ?
女遊びをしてるってことだよね?
…ないない。ありえない…。
ってか、信じたくないよぉおぉおおおぉ…

