「や~、ここのトーク滑らなくて本当良かった。
ハルちゃんも良い顔してたし、たぶん成功…かな?」
ユキさんを見ると、ユキさんは笑っていた。
さっきのは、安堵のため息ってやつかな?
コウも興味なさそうな顔して、しっかりテレビ見ちゃってるし。
その後は、“The Unknown”の演奏が始まって、わたしもユキさんもテレビに釘付けになった。
「自分の映像はさ、恥ずかしいから一人で見るんだけど…
今日みたいに誰かと一緒に見るのも悪くないな!」
「へ?自分…?
え、あれ、ユキさんなの!?」
「だから何度もそう言ってるじゃん!
よし、今度俺のCDとライブDVD全部持って来てやる!」
そしてまた、今日もユキさんの語りとお酒へのスイッチが入ってしまった。

