「伊織、なんかごめんね」
「ううん、大丈夫だよ。
おもしろいんだね、ハルちゃん。
そうだ、合宿の前の日になったら、買い出し一緒に行けるかな?」
「うん、大丈夫」
「良かった~。
じゃあ、また明日ね」
「明日ね」
明日ってことは、明日も高校に来ることになるのか…
まぁ、伊織がいるし、少し楽しみができたから良いや。
それからわたしは、駅前の大きなショッピングモールに寄った。
所持金2千円弱。
予算も限られる。
明日は家に帰って、お母さんにお金もらって合宿の準備しよう。
最悪、今日は下見だけにして、明日お金もらってから考えてもいいかな。
でも、できるだけ早く渡したいし…
あーもう…
「何が良いんだろう…」
男の人にプレゼントってしたことないから、何が良いのか分からないや…
男物の店に入るのって緊張する。
店員も客も男の人ばっかだし。
…って言うか、そもそも制服が浮いてる?
すごい見られてるし、視線が痛い。

