いつの間にか寝てしまってたみたいで、気付いたら自分のベッドに寝ていた。
昨日の夜、いろいろあったなぁ…
コウ、なんかいつもと違う感じだったのは、お酒のせい?
昨日のこと、コウは覚えてるのかな。
…どんな顔して会えば良いんだろう。
「おはよう、ハルちゃん」
「わわっ?!ユキさん?」
部屋を出たら後ろから声をかけられ驚いた。
ユキさんはそんなわたしを笑った。
「まだいたの、とか思ったでしょ?」
「思ってないですよ…そ、それよりコウは」
「ちょっと仕事で出てるって。
俺はハルちゃんに伝言伝えたから帰るよ」
「ありがとうございます。気をつけて」
「うん、また来るね」
ユキさんは、そのまま帰っていった。
伝言通りコウは外出中のようで、テーブルにはわたしの分の朝ごはんだけ用意されていた。
昨日割ったコップも片付けられていた。
今まで一人が当たり前だったのに、気付いたら一人で食べるご飯が寂しいと感じるようになっていた。

